ダブル連結トラックの中継輸送実証実験を実施

物流の 2024 年問題への対応策として新たな輸送手段を検討
~瀬戸大橋、明石海峡大橋、四国島内を初走行~

大王製紙株式会社(住所:東京都千代田区、以下 大王製紙)は、物流の 2024 年問題※1 対応策のひとつとして導入検討を進めているダブル連結トラック※2 の中継輸送実証実験(埼玉―愛媛間 約 850 km)を 6 月 5 日から 4 日間の日程で実施します。ダブル連結トラックは 2018 年より一部区間での走行が可能となり、2022 年 11 月には走行区間が拡充されました。これに伴い、当グループの主要拠点である愛媛県や静岡県の運行が可能となり、今回の実験実施に至りました。なお、瀬戸大橋および明石海峡大橋の走行、四国島内でのダブル連結トラック輸送は全国初の試みです。

青伸産業運輸株式会社※3 が保有するダブル連結トラック

※1:物流の 2024 年問題
2024 年4月より、ドライバーの働き方改革関連法案により自動車運転業務の時間外労働時間に上限規制が適用されることで生じる諸問題を意味します。
物流企業や荷主企業は人材の確保や労働環境の整備、業務や輸送の効率化等より一層の対策が必要となります。

※2:ダブル連結トラック
2 つのトラックシャーシを1台のトラックヘッドで牽引する車両。

※3:青伸産業運輸株式会社
今回の実証実験は、ダブル連結トラックを保有する青伸産業運輸株式会社(住所:東京都青梅市)に協力いただきます。


実証実験の概要

今回の実験は、通常一般のトラックで行っている輸送ルートをダブル連結トラックにて運行し、道路上、通行に問題がないかを確認するとともに、活用に伴う様々な効果を検証することを目的に実施します。輸送のスタート地点は大王グループのエリエールペーパー株式会社行田工場(住所:埼玉県行田市)とし、大王製紙川之江工場(住所:愛媛県四国中央市)までの区間を荷物の積込み・荷降ろしを含め往復走行を予定しています。


今後の進め方

実証実験の結果、運行に問題がないことを確認出来次第、今後の定期運行を検討してまいります。ダブル連結トラックの活用は輸送の効率化やトラックドライバーの労働負荷軽減、さらには CO₂ 排出量削減の効果が期待できます。大王グループではこれまで、物流課題の解決に向け、衛生用紙のパレット輸送や異業種との共同輸送に取り組んでまいりました。引き続き、トラックドライバーの働きやすい労働環境の整備や CO₂ 排出量削減など物流課題の解決に取り組んでまいります。

関連情報

・大型物流センター「エリエールロジスティクスセンター」稼働(4棟)と衛生用紙のパレット輸送開始
https://www.daio-paper.co.jp/wp-content/uploads/n180424.pdf
・異なる運送事業者間で長距離輸送の効率化を図る中継輸送の実証を実施
https://www.daio-paper.co.jp/wp-content/uploads/20220412_1.pdf
・サントリーグループと共同で長距離輸送効率化の新たな取り組みを開始
https://www.daio-paper.co.jp/wp-content/uploads/20220818_1.pdf

<お問い合わせ先>
大王製紙株式会社 総務部広報課 TEL:03-6856-7501


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