社員が健康で活き活きと活躍することは、健全な組織運営、企業の持続的成長に欠かすことはできません。 大王グループは、2014年に「大王グループ健康宣言」を公表し、社員並びにその家族が健康であることを礎に、生活・文化・産業の発展に貢献し、社会から信頼される企業グループであり続けられるよう、取り組みを進めています。

大王グループ健康宣言

社員が健康でいきいきと活躍できる会社を目指して

大王グループは、創業の精神である社是「誠意と熱意」をもって、活力ある健全な企業グループとして永続的に進化・発展し続けていくことを目指します。そのためには、役員、社員のみならず、その家族を含めて、皆が心身ともに健康で、いきいきと活躍していることが欠かせません。 健康は宝です。健康の維持・増進に向け、「ライフ・ワークバランスの推進」、「生活習慣の改善」、「メンタルヘルスケアの充実」、「疾病の早期発見・早期治療」を健康経営の4本柱として、全社員参加の下、実行、推進し、人も企業も健康であることに努めます。 大王グループは、「役員、社員並びにその家族が健康であること」を礎に、生活・文化・産業の発展に貢献し、社会から信頼される企業グループであり続けられるよう、今後とも鋭意努力を重ねて参ります。

2021年8月  大王紙株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 若林 賴房

主な取り組み事項

1)ライフ・ワークバランスの推進

柔軟な働き方

健全な心身の基盤となるライフが整ってこそ、生産性の高いワークが実現すると捉え働き方改革を推進します。 フレックスタイム、テレワーク、時間単位年次休、短時間勤務などの柔軟な勤務制度の導入の他、東京本社ではABW(Activity Based Working)による働き方改革を行い、 業務の効率化や社員同士のコミュニケーションを促進、ワークエンゲージメント・生産性が高まる働きがいのある職場環境作りを行っています。 また、経営層、管理職層に対し、これからの価値観・働き方の理解を深めるためのダイバーシティ研修を実施しています。 ※ABW(Activity Based Working)仕事をする場所を自由に選べる働き方。

大王製紙東京本社のワーキングペース写真

大王製紙東京本社 【多機能なワーキングペース】

治療と仕事の両立支援

社員が万が一病気になっても仕事を諦めることがないよう、治療と仕事の両立に必要な制度(健康相談窓口、長期休業補償制度、健康情報等の取扱規程 他)を導入し、 生き生きと働ける「安全で働きがいのある企業風土づくり」に向けて、支援体制を整備しています。 2022年、治療と仕事の両立に関する企業宣言を愛媛県労働局に、治療と仕事の両立支援の経営トップによる基本方針を東京都労働局に提出しました。

愛媛 “治療+仕事=両立” 企業宣言

東京 “治療と仕事の両立支援の経営トップによる基本方針

治療と仕事の両立支援を示した図

女性の健康課題とキャリアの両立研修

女性の健康課題の中でも多くの方が経験する月経による不調と、キャリア継続に大きな影響を及ぼす 妊活(不妊治療)に関して、管理職に対し研修を実施し、当事者が望む支援や管理職ができることを学んでいます。その他、男性含む全社員対象に、月経と妊活基礎知識、更年期に起こる心身の不調をテーマにしたオンラインセミナーを実施し、正しい知識や配慮を身に着け、互いに支え合える心理的安全性の高い職場作りを推進しています。

「キャリア支援と妊活、男女のヘルスケア」をテーマにしたセミナーをファミワンにて開催

2)生活習慣の改善

運動習慣定着促進

社員とその家族は、大王製紙(株)の福利厚生施設「エリエールスポーツクラブ(愛媛県四国中央市)」を格安利用できる他、全国のスポーツクラブを割引料金で利用できる福利厚生サービスを導入し、運動習慣定着の支援を行っています。

エリエール・スポーツクラブ

大王製紙の福利厚生施設、エリエールスポーツクラブの写真

禁煙の推進

大王製紙健康保険組合では、社員の禁煙を支援するため、禁煙外来費用の助成を行っています。2019年度は禁煙する取締役、監査役、執行役員が禁煙に取り組む「役員禁煙チャレンジ」を実施し、全員卒煙に成功しました。また、2020年度はチャレンジ対象を大王製紙グループの部長職以上へ、2021年度は管理職へと拡大し、喫煙率を低減させています。 2022年度以降も引き続き、禁煙の啓蒙活動を行っていきます。

禁煙チャレンジを行う社員の写真

栄養改善支援

野菜が不足しがちな食習慣の改善を目的とし、可児工場の独身寮では、「野菜を食べようプロジェクト」と称し、サラダを無料で提供しています。その他、タンパク質である納豆・生卵・豆腐や、野菜の総菜を50円で販売しています。

栄養改善支援を提案する掲示物の画像

3)メンタルヘルスケアの充実

メンタルヘルス研修の実施

メンタルヘルスの基礎知識及びマネジメントスキルを向上させるために、毎年、新任管理職を対象に、メンタルヘルスラインケア研修を、大王グループ合同で実施しています。

心と体の相談デスク、オンラインカウンセリング<ほっとルーム>設置

社員とその家族の心の健康をバックアップする施策として、社外に専門職による相談窓口を設置し、気軽に相談できる体制を整備しています。毎月開催するオンラインカウンセリング<ほっとルーム>を通じ、社員のメンタルヘルスケア拡充に努めています。 また、社内にも産業保健スタッフが相談に応じる窓口を設け、所属長、人事部門、産業医と連携しながら、個別のフォローを行っています。

オンラインカウンセリング「ほっとルーム」のイメージ画像

精神科産業医の配置

内科産業医の他、精神科産業医を配置し、メンタル不調について支援を行っています。特に、メンタル不調からの復職判断や復職支援プログラムには、専門医として精神科産業医の意見を聴取し、再燃防止に努めています。

4)疾病の早期発見・早期治療

医療職によるサポート

三島工場は敷地内に診療所機能を持つ大王製紙健康保険組合があり、その他の大規模事業所(可児工場、東京本社)には、大王製紙健康保険組の保健師が常駐する「健康管理室」を設置しています。各事業所の産業医だけでなく保健師や栄養士などの医療職が、就業中の急な体調不良のケアや、保健指導・相談対応を行っており、社員の健康維持を支援しています。また、大王グループ全体で健康管理システムを導入し、スピーディーかつ正確な社員の健康管理を実現しています。

大王製紙健康保険組合の写真

二次検診の受診促進

定期健康診断、特殊健康診断の100%受診だけでなく、それらの健診により二次検診が必要と判定された社員への受診促進を強化しています。大王製紙健康保険組合では再検査費用の助成を行っており、疾病の早期発見、早期治療へ繋げています。

推進体制

2023年7月より、取締役総務人事本部長の田中幸広がCHO(Chief Health Officer、最高健康責任者)に就任しました。会社・健保組合・労働組合が三位一体となり健康経営を推進する組織として、CHOを委員長とする「健康経営委員会」を2018年から継続実施し、大王製紙(株)の健康課題・施策・効果検証につき協議、活動を推進しています。

CHO(Chief Health Officer、最高健康責任者) 取締役 総務人事本部長 田中 幸広

CHO(Chief Health Officer、最高健康責任者) 取締役 総務人事本部長 田中 幸広の写真
大王製紙の健康経営推進体制を示した図
大王製紙の健康経営戦略マップを示した図

数値実績

大王製紙の健康経営に関する数字実績を示したグラフ
生産性と働きがいに関する指標を示したグラフ

評価

2022年、経済産業省と東京証券取引所が共同で健康経営に優れた企業を顕彰する「健康経営銘柄」に選定されました。 喫煙率低減に向けた積極的な施策と成果、柔軟な勤務制度導入による働き方改革等、取り組みの進展が評価され、3年振り2度目の選定となります。

また2023年、「健康経営優良法人(大規模法人部門(ホワイト500))」には6年連続で認定されました。

今後も、社員とその家族の健康を企業の財産と捉え、健康増進に向け、最大限の支援を継続してまいります。

 
※健康経営は、健康経営研究会の登録商標です。

 

 
外部機関からの評価画像「健康経営銘柄2022」「健康経営優良法人2023」
 
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