「カワバタモロコ増殖・放流連絡会議」のメンバーであるダイオーペーパープロダクツ徳島事業所は、2016年1月に徳島県から譲り受けた200匹のカワバタモロコを工場内の貯水槽で繁殖させ、自然環境への放流を目指して取り組んでいます。最初の2年間は約50匹減少しましたが、防鳥対策や稚魚保護ケースの設置、水温管理などの対策により、3年目から増殖に転じました。2023年6月時点で1,466匹の個体が確認され、さらなる増殖を目指して水質監視や産卵床整備、保護ケースの清掃などの対策を行っています。今後も、自治体や地元企業と連携し、小学校などでの環境学習にも貢献しながら、社会課題解決に取り組んでいきます。

工場内の貯水槽

希少淡水魚「カワバタモロコ」親魚

「カワバタモロコ」

活動内容

確認時期 2016年1月 2017年~2021年 2022年 2023年
数(匹) 200 防鳥対策、稚魚保護ケース設置、水温管理、産卵床整備等の繁殖活動を実施 1,090 1,466

 

繁殖活動の様子

 
 
 
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