RFID(ICタグについて)

大王グループ経営理念「世界中の人々へやさしい未来をつむぐ」のもと、持続可能な社会の実現に貢献するため、プラスチックフィルム(PETフィルム)を使わ ない環境にやさしい“紙”のRFID(*1)タグ「SpeeMa Eco Label(スピーマ エコ ラベル)」の提供を開始しています。RFIDタグの多くはアルミニウムのアンテナを固定させる基材としてプラスチックフィルムが使用されていますが、SpeeMa Eco Label は紙基材上に導電性インキでアンテナを形成したインレイ(*2)を内蔵しています。今後も当社の紙加工技術、インレイ製造技術を融合させラインナップを充実させ、SpeeMa Eco Label の提供を通じてサステナブルな社会の実現に貢献していきます。

(*1)RFID とは Radio Frequency IDentification の略で、電波を利用して離れた場所からタグに内蔵された IC チップの情報を複数同時に読み取る技術

(*2)インレイとは IC チップにアンテナを接続したもの

プラスチックフィルム(PETフィルム)基材から紙基材への置き換え

無人フォーク導入及びRFID活用

大王グループの物流を担うダイオーロジスティクス株式会社が運営する工場併設物流センター「エリエールロジスティクスセンター富士南陵」「エリエールロジスティクスセンター富士北山」の2拠点に無人フォークリフト「AGF(Autonomous Guided Forklifts)」を6台導入します。24時間稼働する大型物流センターに無人フォークリフトを新たに導入することで、倉庫内業務の働き方改革を推進します。無人フォークリフト「AGF」は今回導入する2拠点のほか、他の物流センターへの展開も検討しています。
また、生産した商品を積みつけるパレットに RFID を貼付することで、倉庫からパレットを運び出した際、自動的に在庫減を認識する仕組みの導入も検討しています。紙とIT技術を掛け合わせ物流の2024年問題への対策を進めています。

 
 

RFID(ICタグ)を利用した自律型共働ロボット

また、SDGs の『8.働きがいも経済成長も』、『9.産業と技術革新の基盤をつくろう』の達成を目指し、RFIDタグを使用した自動協業ロボット『PEER SpeeMa+』の開発を行っています。『PEER SpeeMa+』は、先端の複数センサーの情報を融合させることでリアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行います。さらに経路情報を設定せずに自律走行が可能なため、障害物を回避した最適な経路を選定します。商品までロボットが移動することで、人はロボットのカートに商品を入れるだけの作業となります。RFIDラベルにて商品の確認を行うため、業務効率化が図れ、働き方改革に繋がっていきます。

自律型協働ロボット

一般的なカートピッキングとの違い

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