社員の安全、心身の健康を守るため、職場に密着した啓蒙実践活動を進めています。

安全・安心な職場づくり

大王グループ安全衛生方針活動方針を策定し安全衛生活動に取り組んでいます。

安全衛生体制

大王グループは、安全・安心を最優先にした運営に継続して取り組み、身体的及び心理的安全性が確保され、役員・従業員一人ひとりが生き生きと働ける「安全・安心第一で活力のある職場環境づくり」を目指しています。また「安全第一」「安全・健康」が事業活動の根幹のひとつと位置付けており、安全活動を通じて、企業統治、質の高いサービスの提供、持続可能な社会の実現と企業の成長に繋げ、サプライチェーンからも信用・信頼される事業活動を展開しています。安全の3本柱である「安全な意識」「安全な環境」「安全な仕事」に基づき、「重篤災害につながるリスク抽出と対策」を継続し、事業所内で働く全ての人の 重篤災害ゼロを目指します。

<組織図>

大王グループ安全成績

 

 

※1.休業度数率は休業1日以上及び身体の一部又は機能を失う労働災害による死傷者数に限定して算出しています。発生した労働災害による死傷者数を同じ期間中の延べ実労働時間数で割り100万を掛けた数値です。

※2.出典:厚生労働省 労働災害動向調査 パルプ・紙・加工品製造業(事業所規模100人以上)

 
安全大会の実施とリスクアセスメントによる職場改善

グループ各社で休業災害ゼロを目指すための決起集会として安全大会を行っています。また災害につながる不安全設備、不安全作業を抽出し改善するリスクアセスメントの手法を用いて、社員の安全を守ることができるよう、職場の改善に取り組んでいます。 エリエールテクセル(株)では、操業員を含めた全社員が抽出したリスクを会社全体でリスク評価し、必要な安全対策を実施するリスクアセスメントの取り組みにより、岐阜県労働局から岐阜県労働局長奨励賞を受賞しました。

休業災害ゼロを目指し、全員で指差呼称

決起集会の実施

危険作業の体感教育

社員が災害の怖さを身をもって知り、災害の原因となる危険箇所の抽出、機械設備への対策を自ら進んで実施できるようにするため、若手社員だけでなく、主任や次席者も対象に、危険作業の体感教育を実施しています。製紙産業に多い挟まれ・巻き込まれ災害をはじめ、落下による衝撃や粉塵爆発などを外部機関での実習や挟まれ・巻き込まれ体験器などの器具を用いて実際に体感させています。

【大王製紙 三島工場】挟まれ・巻き込まれ体験機を使用し、災害の怖さを体感

【大王製紙 三島工場】墜落制止用器具の装着状態を体感

【いわき大王製紙】粉塵爆発の様子を実際に体感

救命講習会の実施

社員が災害の怖さを身をもって知り、災害の原因となる危険箇所の抽出、機械設備への対策を自ら進んで実施できるようにするため、若手社員だけでなく、主任や次席者も対象に、危険作業の体感教育を実施しています。製紙産業に多い挟まれ・巻き込まれ災害をはじめ、落下による衝撃や粉塵爆発などを外部機関での実習や挟まれ・巻き込まれ体験器などの器具を用いて実際に体感しています。また、外部講師として消防署員を招き、社員自らが適切な応急手当ができるよう講習会を実施しています。人形を用いたAED(自動対外式除細動器)の操作や、二人一組での救命方法を学び、緊急時には自分を守り、仲間を守れる訓練を実施し、受講後には認定証を配布しています。

 

人形やAEDを用いた救命救急の訓練

 
交通安全講習会の実施

交通事故・違反防止の動機付けを目的とし、大王製紙(株)三島工場、四国本社及び関係会社と安全衛生協議会の社員を対象に、四国中央警察署の交通課係長を講師に招き、交通安全講習会を実施しています。

防災活動

大王グループは、南海・東南海の大震災などの大規模災害が発生した際は、人命の安全確保を最優先に行動し、災害対策本部を立ち上げ、迅速に安否確認と被災状況の把握に努めます。取引先企業などの利害関係者に関わる重要業務が中断しないよう、あるいは中断しても早期に再開されるよう、復旧に努められるように事業継続計画(BCP)を明確にして、年2回の訓練を通して習慣として身につくよう努めています。

事業継続活動の基本方針

人命の安全確保を最優先に、二次災害の防止、地域支援・地域との共生を図りながら、 早期に事業を継続し、社員の生活基盤の復旧と顧客及び地域に対する企業の社会的責任を果たす。

事業継続活動の行動指針

1人命の安全確保を最優先

社員、家族、来訪者の人命と安全確保を最優先する。

2地域社会の安全確保の協力

地域社会の安全確保に最大限協力し、災害要因の工場被害による地域環境への影響を最小限に抑えるよう努める。

3重要業務の継続

顧客や地域へ与える影響を最小限に抑える業務を重要業務とし、重要業務を継続するために必要な対応を優先的に行う。

防災訓練の実施

大王グループでは、各工場が立地している場所に対応した防災訓練を定期的に実施しています。大規模災害発生を想定した緊急避難訓練では、人命の安全確保を最優先に、周辺地域への二次災害防止のための協力活動が迅速に行えるよう訓練しています。さらに、地震等の緊急時でも、生産を維持または早期復旧できるよう、事業継続計画(BCP)を策定しています。

新入社員による消火器使用訓練

火災を想定した放水訓練

事故発生時、重油が海に拡散しないようにフェンスを張る訓練

工場名立地場所想定される災害
大王製紙(株)三島工場愛媛県南海地震
大王製紙(株)可児(かに)工場岐阜県東海沖地震
いわき大王製紙(株)福島県井戸沢断層による地震
災害発生時に備えた対策

大王グループでは毎年9月11日と3月11日を防災の日と位置付け三島工場、可児工場、東京本社合同の防災訓練を年2回実施しています。この合同防災訓練では、東京本社に各工場の被災状況や社員の安否などの情報が集まるよう、広域無線機やTV会議を利用しての連絡訓練を主に実施しています。

 

三島工場防災訓練

 
防災訓練における活動内容

地震発生後の二次災害をなくすため、防災マニュアルにそって初期消火訓練を中心に行っています。またこの機会にAEDの使用方法や人工呼吸の訓練を行い、いつでも実践できるようにしています。

 

AED訓練

 
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