研究開発

パルプ由来の高機能素材「セルロースナノファイバー(CNF)」は 鉄の1/5の軽さで5倍の強度を持ち、自動車部品やフィルム、フィルター、 紙分野など様々な応用が期待されています。 現在、企業や研究機関がこの分野に参入し開発競争が繰り広げられています。この新素材の実用化に向け、用途開発やコストの壁を乗り越えるべく取り組んでいます。

社員のご紹介

私は、2009年に大王製紙に入社し、5年前から現在の新素材研究開発室でセルロースナノファイバーの開発を担当しています。

生産本部 新素材研究開発室

CNF事業化に向けた研究・開発実績

2013年12月
CNFスラリー(固形分2%)をサンプル提供開始
2016年6月
年間100トン(最大生産時)のCNFスラリー パイロットプラントを設置、稼働(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成事業の成果によるものです)
2016年10月
CNF成形体、 同年11月CNFを利用した多孔質の人工骨補填材(株式会社 福山医科と千葉工業大学との共同開発)の開発に成功
2017年4月
CNFをトイレ用ペーパークリーナーに配合した 「エリエールキレキラ!目に見えない汚れまで 徹底トイレおそうじシートナノEX」を発売
2017年7月
CNF成形体のサンプル提供を開始
2017年12月
年間10トン(最大生産時)のCNF乾燥体 パイロットプラントを設置、稼働(環境省の「CNF製品製造工程の低炭素化対策の立案事業委託業務」の成果によるものです)
2018年3月
三井住友建設株式会社とCNFを用いたコンクリートの実用化に向けた研究開発の取組みに着手
2018年8月
亜リン酸エステル化法により透明CNFの開発に成功
2018年10月
セルロース繊維とポリプロピレン樹脂を複合化した「セルロース複合樹脂ペレット」のサンプル提供開始
2019年6月
愛媛県と共同でCNFを用いた陶磁器等の塗料の実用化に向けた研究開発の取り組みに着手
2019年6月
CNF成形体『ELLEX-M』を高性能卓球ラケットの部材として用いる開発に成功
2019年6月
米国レースに電気自動車で参戦するSAMURAI SPEEDにCNF成形体『ELLEX-M』を提供し、ボンネット、リアドア、リアスポイラーへ実装
2019年8月
CNF実装電気自動車 米国レース参戦結果 昨年タイムから16秒短縮・12.6kg(代替パーツの49%)の車体軽量化
2020年4月
CNF成形体『ELLEX-M』を高性能卓球ラケット部材へ採用

キレキラ!トイレクリーナー

卓球ラケット『レボルディアCNF』

最近の研究成果

2020年8月
米国レースに電気自動車で参戦するSAMURAI SPEEDにCNF成形体『ELLEX-M』CNF複合樹脂ペレット『ELLEX-R』を提供し、ボンネット・ドア・リア・サイド、インストルメントパネル(内装)、ドアミラーへ実装
2020年8月
セルロース濃度を55%にまで高めたCNF複合樹脂『ELLEX-R55』の開発に成功
2021年5月
米国レースに電気自動車で参戦するSAMURAI SPEEDにCNF成形体『ELLEX-M』CNF複合樹脂ペレット『ELLEX-R』を提供し、ルーフ全体、フロントドア、リアドア、ドアミラーへ実装

CNF複合樹脂「ELLEX-R55」

CNFを電気自動車に実装

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