情報を常にアップデートし、
正確かつ遅滞なき納税の
指揮を執る

連結納税課の主な業務は、連結納税制度(連結グループ会社全体をひとつの会社と見なし、法人税を計算する制度)に基づき、法人税の税計算と納税を行うことです。例えば、赤字のグループ会社があった場合、グループ全体でオフセットして税額計算ができるため、節税メリットを享受できます。これらは複雑な税額計算や多くの手続きが必要となるため、グループ会社と足並みを揃え、正確に遅滞なく業務を遂行する必要があります。適正な運用に向け、グループ会社に税務教育を行いレベルアップを図ると共に、グループ全体の税務ガバナンスを強化する、これが今のミッションです。

税金は不可避な支出です。しかし、当社ほどの企業規模であれば様々な減税制度を活用し、大きな節税のメリットを享受できるケースがあります。一方で、万が一のミスがあると必要以上の資金流出を招いてしまい、会社に大きな損失を与えてしまうリスクもあります。ミスが起きない仕組みを作り上げていくためにも、正しい税務知識の習得とそれを実行するスキルを身につけることが、会社の利益に直結するものと考えています。法人税法は年々複雑化しており、問い合わせも多数あります。大王製紙の税務窓口としてグループ会社から信頼される人財でありたいと思っています。

当社は海外複数国にグループ会社を展開しています。今後もさらにグローバル化が進んでいく中で、移転価格税制の対応など、様々な課題が生まれます。これらの課題を解決できるよう、国際税務にも精通した人財となることを目指しています。そのためには幅広い知識と経験が必要です。今の職場は上司からのサポートも厚く、勉強させてもらえる環境があります。勉強したことを日々の業務で実践し、国内外問わず会計税務の原理原則の理解を深めることで、経理のプロフェッショナルになることが今の目標です。