2009年3月23日

可児工場川辺製造部 バイオマスボイラー運転開始について


 当社及びグループ各社において、地球温暖化問題は国際社会が一致して取組むべき課題であり、木くずを主燃料としたバイオマスボイラーの建設を進めるなど、CO2排出削減に積極的に取組んでいます。
 この一環として、当社可児工場川辺製造部(岐阜県加茂郡川辺町)において 建設を進めてきました木くずを燃料とするバイオマスボイラーの試運転を2月末から行っており、4月1日より本格稼動を開始する予定です。
 川辺製造部にて使用する蒸気は、現在、重油焚きボイラーにて発生させていますが、本設備を稼動させることにより、全ての蒸気をバイオマス燃料に転換することが可能となります。それによりCO2排出量が年間12,000トン削減となります。
  今後も化石燃料から地球環境にやさしいバイオマスエネルギーへの転換による環境保護に取組んでいきます。

《新設バイオマスボイラー設備仕様》
投資額 7.5億円
蒸発量 16.5t/h
蒸気圧力 1.96MPa(飽和)
蒸気温度 飽和温度
型 式 水管式ストーカボイラー
使用燃料 木くず(建築廃材)