大王製紙の「今」を知ってもらい
「未来」に投資してもらう

経理部の大きな仕事に「決算」があります。四半期（3ヶ月）ごとに、グループ全体の売上高や利益、資産・負債の状況といった業績を「正確」かつ「速やか」に発表していくことが、大王製紙が会社として世の中の信頼を得ていくために重要です。また、当社が海外事業を強化する中で、新たな会計基準（国際会計基準）の導入の検討や、海外向けのＩＲ活動など、経理の視点を活かした新たな企画・提案業務にも挑戦しています。

会社の業績を「正確」かつ「速やか」に公表できないとどうなるか。投資家や債権者、取引先などが「大王製紙とどのように関わっていくか」の判断を誤ってしまうかもしれません。その結果、儲ける機会を逃したり大きな損をしたりするリスクもあり、安心して経済活動を営むことができません。自分たちが計算する数値の一つひとつが、社会的な信頼を形づくっています。また、経理部は非常に多くの情報・データを取り扱う部署でもあります。会社に関する客観的な情報・データを用いて大王製紙の抱えている問題点は何か、会計・税務の面からアプローチできることはないか・・・そういった問題意識を常に持てるように心がけています。

日頃から会計士や税理士、コンサルタントといった「その道のプロ」と接していると、専門的な知識を持つことは強力な武器であると強く感じます。そして、自分にももっと高い専門性があればより深い議論が出来るのにと思うことも少なくありません。「プロ」の言葉をただ受け取るだけでなく、それを起点に議論を深められるような専門性の習得とたゆまぬアップデートを目指しています。そして、ゆくゆくは守備範囲を拡げ「スタッフ部門のスペシャリスト」を目指したいと考えています。