米国保健福祉省・食品医薬品局のルールに準拠した食品用紙包材用紙を開発

~各国の法規制に対応した商品開発を進め、グローバル展開を加速~

大王グループの丸菱ペーパーテック株式会社(本社:愛媛県四国中央市)は、このたび、米国保健福祉省・食品医薬品局(Food and Drug Administration、以下FDA)のルールに準拠した、食品に直接接触する用途として使用可能な包材用紙の開発に成功しました。引き続き、FDAのほか各国の法規制に準拠した商品開発を進め、食品や紙包材を輸出・販売する国内企業との連携を強めることで、グローバルにおいての成長を加速させてまいります。

* 食品や医薬品、化粧品などの安全性を保証する役割を持つ米国の政府機関のこと。


開発のねらい


米国では、食品接触材(Food Contact Material、以下FCM)は「間接的な食品添加物」とみなされ、連邦規則(Code of Federal Regulation、以下 CFR)21条の規定に基づき管理されています。CFR21条では、FCMの材料および製品中の成分が接触する食品に移行し、人体に影響を及ぼすことや食品の味や匂いなどの特長を損なうことを防ぐため、使用可否物質や素材のリスト、試験基準などが設けられており、食品用紙包材を輸出・販売するためには、これらの規則に準拠していることが求められます。大王グループは、食品用紙包材の海外での展開を見据え、このたび、これらの厳しい要求事項に適合した食品用包材用紙を開発しました。



大王グループは、経営理念『世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ』の実現に向け、「衛生:人々の健康を守る こと」「人生:人生の質を向上させること」「再生:地球を再生すること」という「3つの生きる」をビジョンに掲げ、事業活動を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。特に「再生:地球を再生する こと」に焦点を当て、より安全でプラスチックに代わる紙包材をグローバルに展開することで、SDGs目標「12.作る責任・使う責任」に貢献してまいります。


関連情報

丸菱ペーパーテック 公式HP: https://www.marubisi-pt.co.jp/


<お問い合わせ先>
大王製紙株式会社 広報・IR課 TEL:03-6856-7501


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