当社は、「人財こそが価値創造の源泉である」という信念の下、第5次中期事業計画初年度の2024年以降、個々の挑戦を促し、成長を支える組織風土・企業文化への変革を進めています。変化や挑戦に前向きな人財が、大王グループの新たな価値創造に向けて自律的に取り組むことが、企業変革を牽引し、結果として企業価値向上をもたらすと確信しています。こうした考えの下、今後も継続して、変化や挑戦に積極的に向き合う人財の獲得・育成に注力していきます。 また、多様な才能を持つ社員一人ひとりが、安心していきいきと活躍できる環境を整えるために、人事制度の改定や組織風土の改善を含めた職場環境の整備を進めています。個々との対話をコミュニケーションの基軸とし、会社と社員の間に公正かつ共創的な関係性を築くことで、心理的安全性の確保を図り、個人と会社がともに成長できる仕組みづくりを目指してまいります。
<人財戦略体系図>

人財戦略に基づく人事施策の効果検証
当社はエンゲージメントサーベイを2021年より導入しており、会社と社員の関係性の良好度を総括的に測定するだけでなく、回答結果から組織の強みと課題を分析しています。“当社の目指す関係”の実現に向け、エンゲージメントサーベイの各回答項目の中から重点項目を抽出し、自社の課題と連動させることで、定量的かつ客観的な効果検証を可能にしています。
回答結果から特に課題として浮かび上がったのが、「社員の個性や能力の発揮」「各個人の仕事への充実度ややりがい」「個人の評価の正当性」「国内グループ全体の相互尊重の精神」です。この結果を受け、当社が掲げる人財戦略の3つの柱に基づく実施施策を順次企画実行し、全社一様にではなく各事業部や本部と連携しながら、より現場に即した施策の展開を進めています。
| 目指す関係 | 指標とするエンゲージメントサーベイ項目 | 2025年度 スコア目標 |
2025年度 スコア実績 |
2026年度 スコア目標 |
2030年度 スコア目標 |
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“誰かの挑戦の後押しができる企業文化” × “変化や挑戦に前向きな自律人財” |
社員の個性や能力の発揮 | 3.3 | 3.3 | 3.3 | 3.6 |
| 各個人の仕事への充実度やりがい | 3.4 | 3.3 | 3.5 | 3.8 | |
| 個人の評価の正当性 | 3.2 | 2.8 | 3.3 | 3.6 | |
| 国内グループ全体の相互尊重の精神 | 3.2 | 3.0 | 3.3 | 3.6 |
※満足度は5段階評価のうち社員が回答した数値を単純平均した数値で、最大5.0となります。
「人財戦略委員会」の設置
大王グループでは、人事担当執行役員を委員長とした「人財戦略委員会」を毎月開催し、経営戦略の実現に資する人財戦略の基本方針や中長期的な目標とKPI、次世代リーダー育成、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの方針、また、各種人事施策の実施について議論、決定しています。
上記の項目について、課題や取り組み状況を定期的に経営会議に報告し、内容に応じて、経営会議から取締役会に報告をしております。当社の人的資本に関するリスクと機会を踏まえた上で2025年度は以下の重点取り組み項目について議論していきます。
●意欲やスキルを有する社員の活躍を多様な働き方によって推進する人事制度の構築
●納得度の高い役割・貢献に重点を置いた処遇設計
●次世代リーダーの育成、登用
●女性社員や外国籍社員の活躍推進施策
●グループ全体での人財育成、エンゲージメント向上施策推進
●強化分野の人財採用・組織体制整備