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米坪
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米坪は1m2当りの紙の重量のことで、品質全般に影響します。特に紙厚、不透明度、紙力、剛度に大きく影響します。同じ米坪で同じ寸法の紙1,000枚の重量を「連量」といいます。
紙は「連量」で取引されるので、従って米坪は連量から次の計算式で求めます。
計算で求めた米坪が紙を抄造する時の目標米坪になります。

計算で求めた米坪を「表示米坪」、抄造された紙の米坪を「実測米坪」と呼び区別しています。
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紙厚
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紙厚はこれ自体が紙の品質の基本項目であると同時に、その紙の嵩や剛度、不透明度に影響します。
紙厚が流れ方向、巾方向でバラつくと巻取ロールでは径の違いに、平判では紙を積んだ時の山の高さの違いに、また、製本時には本の厚さの違いとなって現れます。
同じ米坪でも紙厚は同じとは限らず、抄造条件によって厚くも薄くもできます。
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密度
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米坪を紙厚で除して求め、単位体積当りの紙の重量(g/cm3)で、緊度ともいいます。密度の高い紙はよく締まっています。
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白色度
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紙の白さのことです。ある光量の光を紙に当て、それから反射する光の反射率で表します。この場合、当てる光の種類(色あるいは波長)によって反射率、すなわち白色度が異なるため、測定する光の色を決めています。JISのハンター白色度計の場合は光の3原色であるブルー光で測定します。紙の白色度(%)は白色度が極めて100%に近い酸化マグネシウムの反射光の強さに対する紙の反射光の強さの割合で表します。
人間の視覚による紙の白さと、白色度計による白さ、すなわち白色度とは必ずしも一致しません。白色度が低くても人間の目には白く見えることもあります。このことを利用して、染料を使って見た目の紙の白さをアップする方法をブルーイングといいます。
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不透明度
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白色度の測定方法に準じ、ハンター白色度計で試料の裏に白色標準板をあてた時の反射率(R0.89)と同一試料に黒色標準板をあてた時の反射率(R0)を測定し、次式によって不透明度を算出します。
不透明度を測定する時は、光の3原色のうちグリーン光で測定します。

特に書籍用紙や両面印刷される場合など、紙は不透明であることが要求されます。不透明度にはその現象によって、白紙不透明度、印刷不透明度、インキ透過の3種類があります。
1)白紙不透明度(透き通し・ショースルー)
単に不透明度とよばれ、
図Aのように一枚の白紙の紙を透き通して、
下の紙の画像が見えない程度です。
2)印刷不透明度(プリントスルー)
紙に印刷した画像がその反対面から透き通って
見えない程度のことです。
白紙の不透明度の他にインキの浸透性の影響を受けます。
白紙不透明度が高くても、インキの浸透性が
良ければインキの浸透した分だけ、印刷不透明度は
低下します。
3)裏抜け(ストライクスルー)
インキの浸透性がさらにひどくなると、特に薄い紙ではインキが反対面に抜けることがあります。これを裏抜けといいます。裏抜けは紙の光学的特性の問題ではなく、インキの浸透性の問題です。
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光沢度
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光の反射の度合いのことで、紙の表面に75°の入射角で当てた光が、同じ75°の角度で反射していく割合で表します。紙は完全に平滑な面ではなく、表面の微細な凹凸によって光の反射する方向が分散するため、拡散反射します。表面が平滑であればあるほど、拡散反射の割合が減るので、光沢度は上がります。
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剛度(こわさ、腰)
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剛度は紙の剛直性(曲げようとする力に対してどれだけ曲がらないかという強度)を評価する指標で、「こわさ」とか「腰」ともいいます。例えば新聞紙などを広げて読む時には、剛度が低いと扱いにくく、同様に印刷機や 製袋加工機での加工性が悪くなります。
逆に、書籍を読む時などは剛度が低いほうがページをめくりやすく、剛度の低いほうが望まれ、用途によって要求が変わってきます。
紙の縦方向と横方向では、縦方向のほうが剛度が強くなります。
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平滑度
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平滑度は紙の表面の凹凸の程度を表します。平滑度は印刷時に特に重要で、平滑性の良い紙ほど、印刷の版のインキが紙面にきれいに転写されるので、印刷物の仕上がりが良くなります。
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