工場で働くすべての人を支える
「縁の下の力持ち」

施設部は、加工部や商品開発部など他部署と連携して、製品リニューアルや設備改善などの課題に取り組んでいます。なかでも、私は空調設備とコンプレッサー設備の保守を担当。約140基ある空調設備は、能力や大きさもバラバラであるため、その管理は困難です。特に工場内の温度管理は製品の品質や、設備の安定操業に影響を及ぼします。コンプレッサー設備は、加工機の稼働に必要不可欠で、不具合は生産量のロスに直結します。日々の点検や運転状況の分析など、日頃から気を配り異常の有無を判断しています。

人・設備・製品にとって最適な環境を確保し、高品質な製品を送り出すことに寄与しています。故障しない・させないために立案した修理計画にそって整備や日常点検を継続実施しています。上司や先輩から、業務について自分の考えを求められることも多く、そのコミュニケーションが結果として、業務の相互理解や、ミスの予防につながっていると思います。入社当初は「任された仕事だから」と意気込んで抱え込んでしまい、手遅れになってしまうことも・・・。その反省から、進捗の共有を密に行い、アドバイスや修正点をもらうことで、業務効率が向上しました。

海外工場も視野に入れて、活躍できるフィールドを広げていきたいと考えています。まずは国家資格である保全技能士をはじめ、英語力をつけるためにTOEICやTOEFLに挑戦したいと思っています。また、後輩社員への教育や、業務の相談をされる立場でもあるので、一人ひとりの個性や考え方と向き合いながらアドバイスが出来るよう、マネジメントスキルも日々勉強中です。将来は、技術系若手社員の教育や採用に関わりながら、自身の経験を伝えていき、ひとりでも多くの社員が安全かつ安心して働ける会社をつくれるような人財になりたいと思います。