2006年3月6日

木材原料調達理念と基本方針について


当社は「DAIO地球環境憲章」の理念に基づき、地球環境の保全に寄与する、古紙の有効利用、三島工場の100%ECF化、及びCO2の削減となる植林事業など、環境改善活動を積極的に行っています。

今回、グリーン購入法改正や環境に優しい木材を使った製品需要の高まりを背景とし、木材原料調達理念と基本方針を策定しました。

この調達理念と基本方針に基き、当社グループ会社が4月1日以降出荷する製品は、改正グリーン購入法で求められる伐採から流通経路が全て把握された木材のみを使用し、違法伐採材を含まない製品であることを保証します。

同時に地球環境に配慮した原材料調達を進めることにより、植林木、再・未利用材、古紙のみを原料とする環境に優しい製品の生産、販売を行います。

また、自社植林地の拡大、森林認証取得の推奨を継続し、地球温暖化防止に取組み、社会が求める製品と信頼を持続可能な形で提供しつつ、地球環境と調和した豊かな生活・文化・社会の創造を目指した企業活動を行ってまいります。

木材原料調達理念と基本方針

■理念

大王製紙グループはDAIO地球環境憲章の理念に基き、木材原料の調達を通じ、森林資源を有効かつ効率よく利用し、環境と調和した持続可能な森林経営の推進に取組みます。

■基本方針

  1. 植林木、再・未利用材の購入
    購入する木材原料について、植林木から生産された木材原料もしくは再・未利用材のみを調達します。
  2. 持続的な森林経営の推進
    伐採から流通経路までが把握され、持続的な森林経営が行われている森林から、合法的に伐採されたことが証明された材のみを調達します。
    (再・未利用材は製材工場、チップ工場までのトレースとします。)
  3. 森林認証材の増量
    自社植林事業は全て森林認証を取得します。
    (チリ及び豪州での自社海外植林事業は全て森林認証を取得済みです。)
    森林認証未取得のサプライヤーには認証取得を奨励します。
  4. 自社海外植林の拡大
    自然環境の保護、地球温暖化防止のため自社海外植林面積を拡大し、大王製紙グループの生産活動で排出される二酸化炭素の全量を自社植林で吸収・固定を目指します。
  5. 法令の遵守
    木材原料の調達にあたり、法令・企業倫理を遵守し、公平かつ公正な取引を行います。
■行動指針と行動目標
  1. 植林木と再・未利用材の購入
    2006年度木材購入比率見込
    グラフ
    再・未利用材とは家屋の解体等から発生する木材、及び製紙用原料生産以外の目的で伐採された木材から副次的に発生する材のことで、解体材、製材廃材、間伐材、山林内残材等が該当します。
  2. 木材原料の持続的な森林経営の推進、合法性の証明
    持続的な森林経営と合法木材の購入を確認するため、全納入業者に原木伐採から当社納入までの流通経路・フローの提出を求め、購入方針に合致しない材の購入を防止します。納入業者には定期的に監査を行い、監査結果を毎年、環境報告書に公表します。
    調査及び監査する項目
    • 木材の内訳(数量・種類)、分別方法、在庫管理方法
    • 木材の伐採地域/製材工場
      (再・未利用材は製材工場、チップ工場までのトレースとします。)
  3. 森林認証材の増量
    輸入チップに占める認証材比率は、2006年度は36%です。
    森林認証材比率75%達成を目標に認証取得の奨励を進めます。
  4. 自社海外植林の拡大
    自社海外植林面積は、60,000haを目標に拡大します。
    達成時に、大王製紙グループの生産活動で排出される二酸化炭素の全量328万トン (2010年見込) を自社植林で吸収・固定できます。 現在の自社植林(植林実施面積) は、チリ (29,400ha) とタスマニア (3,000ha) です。



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