大王グループの強み

純臨海製紙工場で世界最大級の規模を誇る三島工場が大王グループの競争力の源泉。
需要構造の変化に対応する強靭な生産体制の構築と環境負荷低減等の取り組みを推進し、グループの持続的な成長を支えています。

大王グループの強みである「臨海立地のコスト競争力のある世界最大級の三島工場で、需要の変化に対応したさまざまな紙を生産し拡大してきた技術と、それを売り切る販売力」を示した図

競争優位性1

プロダクトバリューチェーン

①原料から一貫生産
②臨海立地と国内最大級のパルプ設備
③需要に応じたフレキシブルな生産体制

当社グループは、持続的成長を実現するために、紙の需要動向の変化に対応してタイムリーかつ効率よく生産できるプロダクトバリューチェーンを構築してきました。基幹工場である三島工場は、世界最大級の純臨海製紙工場であり、紙・板紙をパルプから一貫生産しており、生産量は年間約210万トン、国内紙・板紙生産量の約9%のシェアを有しています。三島工場内は国内最大級のパルプを製造する設備と、紙を製造する18台の抄紙機が網の目のような流送配管でつながり、生産する紙の品質に応じて必要なパルプが抄紙機に供給される仕組みになっています。これにより、常に市場のニーズに合わせ、フレキシブルに生産品種を変更することができます。さらに、2023年7月に三島工場において、洋紙の生産設備を改造し、紙おむつや吸収体商品に使用される重要な材料であるフラッフパルプの加工原反を生産するロールパルプ生産設備を導入しました。これまで輸入していたフラッフパルプの一部を内製化することで、吸収体商品の安定供給体制をさらに強化します。

競争優位性2

環境配慮型企業

①持続可能な森林経営(植林)
②持続可能な資源循環(古紙の高度利用)
③持続可能な資源の有効活用(廃棄物の再利用)

当社グループは、創業時より古紙の高度利用、省エネルギーや工業用水のリサイクルなどを通じて、環境保全活動に取り組んできました。南米チリには東京23区の面積に相当する59,000haの山林を所有し、「持続可能な森林経営」を実践しています。所有面積の約半分に相当する28,000haは天然林として残し、生物多様性の維持にも取り組んでいます。また、これまで廃棄物として処分されていた難処理古紙の利用を拡大することにより、業界平均を上回る古紙利用率を達成。難処理古紙を原料(パルプ)と燃料(古紙に混ざっているフィルムなど)に分別し、活用することによるゼロ・エミッションを目指すなど事業展開を通じて、地球環境と調和した環境保全活動に積極的に取り組んでいます。また、株式会社リブドゥコーポレーション、トータルケア・システム株式会社と提携し、使用済み紙おむつのリサイクル事業に関する共同開発や、大貴においてロス品の端材を活用した紙製猫砂の生産を行っています。これにより、環境に配慮したビジネスモデルの確立と環境負荷の軽減を目指しています。

競争優位性3

独自の経営戦略

①迅速な意思決定と実行力
②一体運営(開発・生産と営業、原紙と印刷・段ボール、紙・板紙とH&PC)
③最も顧客に近い営業スタイル「自ら生産したものは自らの手で売る」

当社では、「自ら生産したものは自らの手で売る」ことを基本スタンスとし、需要家に最も近いメーカーとして、営業網の拡大と営業員の育成に力を入れてきました。営業員一人ひとりが日々の顧客への営業活動を通じてマーケット動向をつかむことで、需要家のニーズにいちはやく対応した商品開発と提案活動につなげています。また日本国内のみならずグローバルに事業展開しており、各国・各地域の文化・慣習に対応した高機能・高品質な商品ラインナップの拡充により、現地消費者の満足度向上に貢献しています。

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